【4・5歳(年中)向け】おすすめ幼児教材ランキング

実際に試した結果を元にして作った、4・5歳向けのおすすめ幼児教材ランキングです。

おすすめの幼児教材は年齢によって異なるのでご注意ください。

1位 こどもちゃれんじ〈すてっぷ〉

こどもちゃれんじ〈すてっぷ〉の料金と特徴

  • 月額:税込2,336円(12か月を一括で支払うと税込1,944円)

年少さんの頃の〈ほっぷ〉と比較すると、一気に鉛筆教材が増えた印象です。

また、こどもちゃれんじ 〈すてっぷ〉からは2コースに分かれます。

しまじろうと一緒に成長していく、という こどもちゃれんじ ならではの感覚が持てるのは<総合コース>
しまじろうが出てくる教材にたくさん取り組みたいなら<思考力特化コース>です。

個人的には2018年度分から始まった、思考力特化コースがとってもおすすめです。

ただ総合コースのほうが、コミュニケーションやイベント、身体の不思議など、色々と取り組めることが多いですね。

【思考力特化コース】
エデュトイや絵本、DVDがいらず、しっかりと勉強に取り組みたいならこちら
問題の種類も少々変わっていますので、後述する感想を見てみてください。

【総合コース】
勉強だけではなく、季節や身体に関すること、保育園・幼稚園でのコミュニケーションなどにも取り組みたいならこちら。
こどもちゃれんじならではのエデュトイやDVD、絵本は総合コースにしかありません

こどもちゃれんじ<すてっぷ>を実際に使ってみた感想

息子は相変わらず、しまじろうが好きです。

そしてしまじろうの教材は、基本的に「楽しみながら遊びながら」取り組めるということもあり、大好きなようです。

なので、「公文やるよ~」と声がけすると、「しまじろうもやる~?」と自分から「やりたい!」と言ってくれるタイプの教材です。

現在息子は<思考力特化コース>を受講していますが、<総合コース>のエデュトイやDVD、絵本に関しては過年度のものをメルカリで一括購入してあります。

なので、どちらのコースも感想がありますので、分けて書いていきたいと思います。

<総合コース>は…

総合コースの中で特にお気に入りなのは、風邪や消化などのメカニズムを紹介している「ふしぎしらべ隊」の部分です。

さすが男の子だからなのか、~~隊って好きなんですかね?笑

まぁやはりメインはDVDと絵本という感じです。

またエデュトイでお気に入りになったのは、「ひらがななぞりん」と「とけいマスター」「メールパソコン(今は、ぴかっと★メッセンジャーに変わっています)」です。

どれもよく考えられており、特にDVDとの連携は相変わらず秀逸です。

どのエデュトイも待ちわびていた、ということが多いので、本当によく利用してくれます。

「とけいマスター」はキッズワークを取り組む時に、自分から持ち出してきてくれたりもしました。

<思考力特化コース>は…

思考力特化コースでまず紹介したいのが、思考力ぐんぐんワーク。

こちらのワークはとても考えられており、どちらかといえば小学校受験的な問題も多くあります。

よく考えないとわからない問題ももちろん出てきます。

出てきますが、何か月か似た問題を取り組むことができるように構成されていて、最終的にはできるようになっています。

とはいえ、子どもに付きっきりでの学習が必須な教材なので、その部分が保護者の要望に合うかが問題です。

また、毎月届く「考える遊びセット」でまずは遊んでみてから、ワークを解く感じになります。

その遊びセットはどれも紙で出来ているので、保護者がしっかり保管してあげる環境を作らないと、なかなか難しいかなと思います。

うちではこんな感じで、毎月の分をチャック袋にまとめ、全ての月が一気に保管できる大きなチャック袋に入れる、という形をとっています。

で、実は私は思考力ぐんぐんワークだけでなく、キッズワークの量にも結構満足できました。

8月号までは48ページだったのですが、9月号からは64ページ。
これ、なかなか量あります(笑)

キッズワークの量が<総合コース>の約2倍の量がありますので、「思考力ぐんぐんワーク」にも取り組みながらだと、なかなか全て消化するのが難しいかもしれません。

うちでは、なんとか全て終わらせられているかな、という感じですね。

なので、思考力特化コースは家で机に向かうことが当たり前になっていないと、全て取り組むのは難しいと言えそうです。

それでも問題の質、遊びセットの質が、今までの通信教育とは一線を画しています。

私的には本当に驚くセットでした。色んな方にオススメできる教材です。

こどもちゃれんじ〈すてっぷ〉のメリット・デメリット

こどもちゃれんじのメリット・デメリットは、どちらのコースを選択するかで大きく変わります。

<総合コース>メリットは、DVDや絵本、そしてそれに連動した玩具(エデュトイ)です。

そして知育だけでなく、しつけやコミュニケーション、季節感なども大事にしています。

で、デメリットはもちろん、置き場の問題です。

これは毎年取り続けていると大きな問題になってきます。

そして<思考力特化コース>のメリット・デメリットは、<総合コース>と真逆です。

玩具や絵本、DVDの置き場に困ることがなくなります。

その代わり、保護者が一緒に取り組むものが増え、保護者の時間が取られてしまうことが多くなります。

また、しつけやコミュニケーション、季節感に関しては、もう知っているものとして問題に取り組むことが増えました。

チビまろにはそれで良かったですが、年中さんから幼稚園に通う子は特に難しく感じるかもしれません。

こどもちゃれんじ〈すてっぷ〉はこんな人におすすめ!

<総合コース>は、発達に合った、そして知育的にも良い玩具がわからないという方には特におすすめです。

<思考力特化コース>は、通常の発達より少し上の知育教材を探している場合におすすめできます。

今までのこどもちゃれんじとは少し違うので、今まで「ちゃれんじ合わないな…」と感じていたご家庭でも、ぜひ試してみてほしいなと思います。

2位 がんばる舎 すてっぷ

すてっぷの料金と特徴

  • 月額:税込700円(1年払いで1ヵ月分サービス)

2・3歳でできる教材の中でも、一番安く、玩具やDVDなどは何もついていません。

余計なものは全て省いていて、「ザ・ワーク!」って感じの教材です。

2歳ごろから市販でも”ちえワーク”がありますが、それらと違って白黒のみのプリントです。

これは好き嫌いが分かれるところだと思います。

すてっぷを実際に使ってみた感想

チビまろは今まで、すてっぷ1・2とどちらも使ってきています。

すてっぷ1は2歳4か月~2歳9か月、すてっぷ2は2歳10か月~3歳6か月で使っていました。

そしてその後なのですが…実はうちではすてっぷ3からは使っていません

これは中身が他のものと被ってしまっているからです。

文字や数字の問題が多く、知識の部分も簡単に感じてしまいます。

すでにこどもちゃれんじやZ会を使っていて、他に余裕がない場合には必要ないかと思います。

逆に、あとちょっとプリント系の教材が欲しい…って時にちょうどいいのがすてっぷです。

ちなみに年中さんはすてっぷ3~5が当てはまるかなと思います。

すてっぷ3~5にはそれぞれ12冊あり、理想は年中さんの1年間で3-7~5-6の合計24冊に取り組む感じです。

とはいえ、その子の発達段階に合わせられますので、ぜひ公式HPで教材のサンプルを確認してみてください。

最初は子どもが簡単だと思うものから取り組むと、たくさん進められて達成感が得られやすいと思います。

すてっぷのメリット・デメリット

すてっぷの以下の特徴が、メリットであり、デメリットでもあります。

  • 白黒プリント
  • 問題文なし
  • キャラクターが何もない

これらは全て、うちではメリットです。

問題文もキャラクターも、そして色すらもないので、集中してワークに取り組みやすいです。

しかし、逆にこのタイプのプリントに興味を示さない子には、全てデメリットになります
いくら安くても絶対に取り組まないので、購入しない方が吉です。

そして先ほどの特徴が全てメリットと思える場合は、すてっぷの圧倒的安さは大きなメリットです。

すてっぷはこんな人におすすめ!

  • こどもちゃれんじやZ会を受講していて、もっと鉛筆教材に取り組みたい
  • 机に向かう習慣を付けたい
  • 簡素な教材に取り組みたい

という方にはすてっぷがオススメです。

逆に、公文に通っている、他の通信教育でいっぱいいっぱい、といった方にはオススメできません。

ちなみに小学校受験をしたい人や、しようか迷っている人にもすてっぷ1・2はオススメです。

ただし、すてっぷ3以降はどんどん小学校の先取り教育の問題になっていきますので、小学校受験では使えないと思います。

3位 Z会 幼児コース

Z会 幼児コースの料金と特徴

  • 月額:税込2,799円(6か月を一括で支払うと税込2,659円、12か月を一括で支払うと税込2,379円)

Z会 幼児コースの年中は、年少の頃の「かんがえるちからワーク」と「ぺあぜっと」に加えて、「ぺあぜっとシート(提出課題)」が増えます。

「ぺあぜっとシート」は1つのテーマがあり、それに沿って絵を描く提出課題です。

「ぺあぜっと」自体は、年少の頃よりも取り組みやすいものが増えている感じがします。

ただ、外で遊ぶものは少なくなり、家で完結するものが多いように思いました。

年少に比べ、年中のほうが親子の時間が取りにくくなってきているからでしょうか。

幼稚園や習い事で忙しいご家庭が増えるからかな、と思います。

Z会 幼児コース 年中を実際に使ってみた感想

「ぺあぜっと」は親子で体験がテーマになっていますが、年中からは毎月必ず料理が入るようになりました。

そのため、料理関係で必要なものが増えたり、他の取り組みでも段ボールや牛乳パックなどが必要になったりします。

まぁ相変わらず親の負担が大きな教材です。

その割に子どもが興味を持つのかは、本人次第です。

なので、「ぺあぜっと」に取り組む時間や余裕があるかどうかが大事です。

また「ぺあぜっとシート」に関しては、そこまで取り立てて面白いテーマがあったわけではありませんでした。

大きなものは?赤いものは?みたいなテーマなので、まぁあまり…ですね(笑)

結果、うちでは年中いっぱいで退会する予定です。

理由としては、「ぺあぜっと」の準備が大変なことに加え、「かんがえるちからワーク」がどんどんただのワークになっているからです。

そこまで練って考えてられているワークという感じでもなく、Z会でいう「あと伸び力」は正直、こどもちゃれんじの思考力特化コースのほうが当てはまっているような気がします

それでも、年中の間はしっかり活用していきますよ!

Z会 幼児コース 年中のメリット・デメリット

Z会のメリットは「ぺあぜっと」で強制的に親子の時間をとることができる、ということです。

そのための準備時間はデメリットになるとは思いますが、それを苦痛に感じないならば、Z会は良いと思います。

この準備に関しては、子どもに手伝わせるのも良いです。

特に料理の部分は、チビまろと必ず一緒に行っていました。

なので、ここはメリットにもデメリットにもなるでしょう。

また、「ぺあぜっと」だけでなく最低限のワークもありますので、通信教材をこれ1つに絞ってしまうことができるのもメリットですね。

Z会 幼児コース 年中はこんな人におすすめ!

  • 土日に暇な時間がある
  • 通信教材は1つが良い
  • 親子の時間を大事にしたい

という方にはオススメしたい教材です。

基本的に忙しいご家庭だと取り組むのは厳しいと思います。

なので、まずは時間的に余裕のあるご家庭に検討してほしい教材です。

4位 公文式(通室でも通信でも)

公文式の料金と特徴

  • 1教科1か月 税込7,020円(東京都・神奈川県の教室は税込7,560円)
  • 通信は1か月税込で 1教科 8,100円 2教科 15,120円 3教科 22,140円

CMでも有名な公文式。

受講したことがある保護者の方もいるかと思います。

そんな公文ですが、通室(近所の教室に通うこと)だけではなく通信講座もあります。

基本的には通室のほうが良いですが、時間がない、近くに良い教室がない、という場合には、公文の通信講座もアリです。

公文の流れとしては、まず教材に取り組む、そして教材に取り組む、また教材に…と、とにかくプリント数をこなすことになります。

これは通室でも通信でも同じです。

通室のほうが、先生ごとの色が出ます。

少し無理やりでも先取りをメインにするか、逆に確実にできるものから順にゆっくり進むか…
同じ教材に取り組んでいても、スピードを重視するのか、確実性を重視するのか…

などなど、進め方はその教室の先生によってまちまちです。

教材の使い方も特色があったりすので、通室の場合にはどの教室に通うかもとても大事です。

逆に通信は先生による違いがないので、まずは資料請求をしてみると良いでしょう。

公文を実際に使ってみた感想

チビまろは通室が厳しそうだったので、まずは通信の資料請求をしてみました

ですが、今まで公文の市販の教材に取り組んだりもしていましたが、なかなか習慣が定着しませんでした。

理由は簡単。

教材が面白くないからでした。

そんな状態で通信にしても、絶対に続きませんよね。

なので、うちの現状を考えて通室に

これが正解でした。

「公文に行って褒められたいから」という理由で、教材に取り組むことができるようになりました。

また、基本的に外で何かをするのが好きなので、「公文に行きたい」と思っているようで、しっかり宿題を終わらせてくれています。

そして公文の教材は、やはり好きです。

まだまだこれからですが、作業をどんどんこなしていけるので、ここに達成感を覚えられるようになります。

作業をすることが好き、というのは、勉強を進めていくにも必要な感覚です。
なので、それを小さいうちから感じられるのは大事ですね。

ただ、基本は作業です。

あまり頭で考えるということはありませんので、そこは他の教材で補う必要があります。

おすすめなのは、こどもちゃれんじの思考力特化コースです。

この組み合わせが年中さんには一番良いかもしれません…(笑)

公文(通室・通信)のメリット・デメリット

通室の場合の公文のメリットは、先生を選べるということです。

教材による違いはないので、先生の方針が家庭方針と同じであることがとても大事。

一方で、先生をしっかり探さなくてはいけないのが、公文の最初のデメリットです。

その後、公文は宿題のプリント枚数が多いので、そこをメリットととるかデメリットととるかは人によるところです。

チビまろ自身には、少々デメリットなのかなと思っています(笑)
が、母的にはメリットですね。

通信でも同じ量をこなすことができますが、簡単に量の調節をしたり、教材や進み具合などを相談しやすいのは通室ですね。

なので通信のデメリットは、量の調節や相談のしにくさかと思います。

最後に、公文はそのブランドや通室といった点もあって、他の通信教材と比べて価格帯がだいぶ上になっています。

5位 七田式プリント

七田式プリントの料金と特徴

  • 夢そだて会への入会金+プリント1セットで16,200円
  • プリント1セットが10か月分なので、月額1,620円

七田式プリントは、右脳教育で有名な七田式のプリント教材です。

七田式プリントは難易度が3段階あり、七田式プリントABCとなっています。

(一応Dもありますが、こちらは白黒バージョンしかなく、あまり情報がアップデートされていない教材のようです。)

1セットの中には「もじ」「すうじ」「ちえ」の3冊×10か月分の30冊が入っています。

七田式プリントを実際に短期間使用してみた感想

前に資料請求をしたことがありますが、その後、中古でお安く手に入れることができたので、チビまろは七田式プリントを短期間使用しました。

その際、とても印象深かったのは、右脳教育ということもあってなのか、特殊な?というか…癖のある問題がたくさん出てきたことです。

資料請求でのサンプル教材でもそう感じましたが、数か月間プリントを使ってみると、よりその印象が強く残りました。

慣れればそこまで違和感を持つことはないと思いますが、何かとイライラしていた気がします(笑)

また、チビまろには癖のある問題が合わなかったようです。

楽しくない…と感じてしまうプリントが多かったようで、数か月で辞めてしまいました。

私自身も、「七田式プリントでこの能力を伸ばしたい!」というような明確な目的意識がなかったので、これも大きな問題だったと思います。

七田式プリントのメリット・デメリット

こちらの教材のメリットは、右脳教育をプリントで行えるということ。

右脳教育はどうしてもドッツカードやフラッシュカードのようなカードで行うことが多いですよね。

なので、家にあるとかさばりやすい。

その点、七田式プリントならプリントで完結するので、そこまで場所を取りません。

もしも右脳教育に興味があるようなら、まずはこちらのプリントを解いてみるのも良いと思います。

また七田式プリントは、3段階に難易度が分かれていますので、子どもの発達に合わせやすいです。

ただチビまろと解いてみて思いましたが、癖のある問題が多いため、プリントAから始めたほうが良いとは思います。

そして少々お子様の発達よりも下から始めるのが良いかと。

癖のある問題のせいでささっと解けないため、発達に難易度が合っていたとしても、考える力自体が合っていないことがあります。

なので、簡単なところから始めるのをお勧めします。

七田式プリントの大きなデメリットは、最初から高額の支払いが発生してしまうことです。

最初は夢そだて会に入会する必要があるため、16,200円…

ちゃんと全部解けるかわからないのにこの金額は…少々お高いですよね。

そこで七田式プリントは、できるだけクリアファイルとホワイトボードペンを使うようにしてみると良いかもしれません

これでもしも最後まで解けなかった場合でも、メルカリやラクマなどで売ることができます。

私自身もその方法で、中古で売ることに成功しました(笑)

ということで、七田式プリントをお勧めできるご家庭は、

  • お子様の発達に合わせた右脳教育をしてみたい
  • 保護者が子どもの教育にそれなりに熱心である
  • 最初にそれなりの高額を払うことができる
  • もしも挫折したとしても、中古を販売することに抵抗がない

というご家庭かなと思います。

うちの場合は、まず教育方針として「右脳教育にそこまで興味・時間を割くつもりがなかった」ため、七田式プリントは合わなかった、という感じでした。

逆に解いてみて合うようなら、とても良い教材です。

年中から年長までの2年間、こちらだけでも十分に良い地頭が出来上がると思います。

まとめ

順位 幼児教材 月額
1位 こどもちゃれんじ〈すてっぷ〉 税込2,336円
(一括だと税込1,944円)
2位 がんばる舎 すてっぷ 税込700円
3位 Z会 幼児コース 税込2,799円
(12か月を一括で支払うと税込2,379円)
4位 公文式(KUMON) 1教科1か月 税込7,020円(通室の場合)
(東京都・神奈川県の教室は税込7,560円)
4位 七田式プリント 税込1,620円(※1セット分を月額換算)
1セット…年会費込みで16,200円

以上、4・5歳(年中)向けのおすすめ幼児教材ランキングでした。

こどもちゃれんじ、Z会幼児コース、七田式プリントは無料で資料請求ができ、すてっぷは初回分が無料となっています。

ちなみに我が家では こどもちゃれんじの思考力特化コース と Z会、公文式(通室)を併用中!

気になる幼児教材があったら一度確認してみてください。