実際に試した結果を元にして作った、2・3歳向けのおすすめ幼児教材ランキングです。
おすすめの幼児教材は年齢によって異なるのでご注意ください。
1位 こどもちゃれんじ 〈ぽけっと〉
こどもちゃれんじ〈ぽけっと〉の料金と特徴
- 月額:税込2,036円(12ヵ月分を一括で支払うと税込1,697円)
トイレトレーニングが本格化し、また、他者への思いやり、社会でのルールやマナーなどを学びます。
〈ぷち〉同様、しまじろうのマネをすることで成長していける、というのが根幹にあります。
基本的には知育はもちろんですが、しつけやルールといった生活習慣を重視しているのが、他の幼児教材とは大きく違うところです。
知育部分は玩具とDVD、生活習慣が絵本とDVD、というイメージですね。
こどもちゃれんじ〈ぽけっと〉を実際に使ってみた感想
息子は最初、「はてなんだくん」がお気に入りでした。
これはDVDによる刷り込みが大きいところかな、と思います。
しかし…実際に「はてなんだくん」が手元にくると、「はてなんだくん」への興味は、早々に薄れていきました。
なぜなら「はてなんだくん」のおしゃべりえほんは、一人遊び出来る子用のエドュトイだからです。
この時期の息子はあまり一人遊びをしなかったので、あまり好んでやりたがりませんでした。
その後、現在3歳の息子が気に入っているのは、「いろかたちサンドイッチやさん」「おみせやさんセット」「レストランセット」でしょうか。
おみせやさんとレストランでは、「はてなんだくん」を使用して読み上げをしてくれます。
なので、結局は「はてなんだくん」がしまえない、という事態に陥っています(笑)
それから、〈ぷち〉の頃と大きく変わったと感じるのが、絵本です。
文章が長くなり、しっかりとしたストーリーが出てくるようになりました。
息子は、〈ぽけっと〉以降のこどもちゃれんじの絵本が大好きです。
また、〈ぽけっと〉の2, 3月号になると、幼稚園や保育園への入園準備のストーリーが始まります。
「しまじろうも行くよ」という動機付けがしやすく、息子にもとても良かったです。
さて、これだけの玩具と絵本、そしてDVDが付いてきて…毎月1,697円で済むのは、やはり安上りといえます。
本当にオススメの教材です。
もちろん我が家では現在も利用中です。
こどもちゃれんじ〈ぽけっと〉のメリット・デメリット
こどもちゃれんじの大きなメリットは、DVDや絵本と連動した玩具。
各教材がしっかりと連動していることで、「DVD、絵本で見た~」という感じで、遊び始めてくれます。
また、知育はもちろん、しつけやルールを教えてくれるのも良いですね。
全体的なメリット部分は1年下の〈ぷち〉とも共通しており、一貫性が感じられます。
デメリットは…玩具や絵本の置き場に困ることです。
こちらも〈ぷち〉と同じです。
やはり毎月届くため、玩具も絵本も増えやすいです。
しかも、子どもは急に前の教材を思い出して遊びたがったりするので、なかなかしまえない、なんてことになります。
そのため、こどもちゃれんじをコンスタントに受講するのであれば、ある程度の置き場確保がとても大事な要素になります。
こどもちゃれんじ〈ぽけっと〉はこんな人におすすめ!
月齢に合った玩具がわからない!という人には、絶対におすすめです。
逆に保護者が「こんな玩具を与えたい!」と色々と計画を立てている場合には、あまりおすすめできません。
しかし、そんな方でも一つの目安にはなりやすいので、参考材料としてこどもちゃれんじを受講してみる、というのもアリですね。
2位 がんばる舎 すてっぷ
すてっぷの料金と特徴
- 月額:税込700円(1年払いで1ヵ月分サービス)
2・3歳でできる教材の中でも、一番安く、玩具やDVDなどは何もついていません。
余計なものは全て省いていて、「ザ・ワーク!」って感じの教材です。
2歳ごろから市販でも”ちえワーク”がありますが、それらと違って白黒のみのプリントです。
これは好き嫌いが分かれるところだと思います。
すてっぷを実際に使ってみた感想
息子は、すてっぷ1を2歳4か月から始め、すてっぷ2を2歳10か月から始めています。
連続で使い続けるくらい、息子には合っている教材です。
私の教育方針にも、ね…(笑)
すてっぷ1は2歳児程度、すてっぷ2は3歳児程度、と公式HPに記載があります。
私が息子と取り組んで感じたすてっぷ1と2の大きな違いは、ひらがなが意識できているかどうか、というところかなと思います。
息子は2歳9か月あたりから急激にひらがなに興味が出てきて、その流れですてっぷ2に突入した感じです。
通常、ひらがながしっかりと意識できるのは、年少さんの頃なのかな、と思います。
なので、3歳児程度の記載があるのだと思います。
すてっぷ1は最年少レベル、すてっぷ2は年少レベル、ということです。
また、すてっぷは先ほども書いたように、白黒のプリントです。
息子は白黒プリントのおかげで、逆に色を意識できました。
そして、物ごとの色が定着してくるようになると、白黒のプリントの方が集中力が出るように思いました。
……ちなみに小学校受験は、白黒の問題しかないしねー…
そういう意味で、小学校受験を迷っている方、小学校をする方は、すてっぷがオススメだったりもします。
すてっぷのメリットデメリット
すてっぷの以下の特徴が、メリットであり、デメリットでもあります。
- 白黒プリント
- 問題文なし
- キャラクターが何もない
これらは全て、うちではメリットです。
問題文もキャラクターも、そして色すらもないので、集中してワークに取り組みやすいです。
しかし、逆にこのタイプのプリントに興味を示さない子には、全てデメリットになります。
いくら安くても絶対に取り組まないので、購入しない方が吉です。
そして先ほどの特徴が全てメリットと思える場合は、すてっぷの圧倒的安さは大きなメリットです。
すてっぷはこんな人におすすめ!
- 小学校受験を考えている、もしくは受験しようか迷っている
- 子どもの教育に時間を割ける
- 早くから机に向かう習慣を付けたい
という方には、すてっぷがオススメです。
もし既にこどもちゃれんじやポピっこを受講していたとしても、すてっぷもぜひプラスして受講してください(うちはこのパターンです)。
逆に、子どもの教育にはあまり時間を割けなかったり、机に向かうのはまだ早い、と感じる方にはオススメできません。
3位 七田式プリント
七田式プリントの料金と特徴
- 料金:プリントA~C それぞれ税込13,885円(年会費込みで16,200円)
2歳半から始められる、七田式の教材です。
月額制ではなく、プリントA~Cを1セットずつ購入できます。
1セットの中には、「もじ」「かず」「ちえ」の3種類のプリント冊子が各10冊、合計30冊入っています。
そして1冊は24ページとなっていますので、なかなかのボリュームがあります…
これを一括購入となりますので、結構勇気がいる決断かな、と。
また、プリントAを見る限り、2歳半から始めるには少し難しい。
七田式プリントの考え方として、「簡単なものがほとんどで、その中で難しい問題がある」という状態で取り組んでほしいそうです。
となると、プリントAのほとんどが簡単、と思えるには3歳以上である必要があると思います。
とはいえ、七田式の市販ワークが気に入っていたり、七田式の考え方に共感している、ということであれば、ぜひとも資料請求はしてほしいところですね。
七田式プリントを資料請求してみた感想
七田式プリントは、結局うちでは使用していません。
それについては、こちらの記事で詳しく書いています。
七田式プリントを資料請求して、サンプルの教材を解いて思ったのは…
2位のがんばる舎のすてっぷとは、毛色が全く違うプリントだな、というのが一番最初の感想でした。
すてっぷは白黒プリントだったり、問題文がなかったりしましたが…
七田式プリントは逆に、フルカラーかつ問題文が載っています。
そして、プリントの中身にもボリュームがあり、1枚にかける時間が全く違います。
イメージとしては、すてっぷ2・3枚分が七田式プリントの1枚分、というところでしょうか。
ただ、七田式プリントとすてっぷは、どちらも1枚あたり20~25円程度のプリントです。
ですので、本当に問題量をこなしたい場合には、七田式プリントの方がお得だと思います。
それから、七田式は市販のワークもプリントも、ほんの少しかじりましたが、どちらも独特な問題があるなという印象です。
一筋縄ではいかない、というか。
いや、それが頭の体操になるんだ、といえばそれまでかもしれないですが、私にはあまりそうは思えませんでした。
七田式プリントのメリットデメリット
七田式プリントのメリットは、七田式の教材に格安で取り組めるということです。
実は七田式の市販ワークは、1冊あたり710円。
1ページ当たり20円いかないので、それだけ見ればプリントの方が高いです。
しかし、ワークのサイズはB5、プリントのサイズはA4なので、少々プリントのほうが大きめ。
そしてなにより、1ページの中身のボリュームが全く違います。プリントの方が明らかに多い!
ですので七田式プリントは、一括で払わなければいけない分、安上り、ということです。
他には、フルカラーで、問題文も載っているというのは、良いところですね。
後は、1日あたりの取り組みは、3枚を推奨されているところ。
あまり勉強時間をかけられない、かけたくない、という家ほど、良いのではないでしょうか。
デメリットは、やはり一括購入、というところです。
なかなか一括購入はしづらいですよね…
まずは資料請求をしてみて、そして、市販の七田式ワークも取り組んでみてから、購入が良いと思います。
七田式プリントはこんな人におすすめ!
子どもの勉強時間を短時間にし、毎日必ず行いたい、という方には特にオススメです。
- 共働きでなかなか勉強時間を確保できない
- 机に向かわせる時間は短時間が良い
- 七田式に共感しているけれど、市販のワークでは問題が足りない
- 対象年齢の市販ワークは終わったけれど、次のワークに取り組むには難易度が高すぎる
などなど…基本的には「七田式に興味関心があり、共感していること」が大前提ですが、逆に、その大前提があるのであれば、七田式プリントは超オススメ教材です。
また、1位のこどもちゃれんじを受講していても、お勉強をするのであれば、並行して七田式プリントを購入するのはアリです。
ここはがんばる舎のすてっぷと同じです。
逆にすてっぷと同時並行して受講するのは、あまり得策ではないかもしれません。
ワークの時間が結構長くなってしまうかな…?と。
もちろん机でのお勉強はまだ早い!という方には、絶対にオススメできません(笑)
4位 幼児ポピー ポピっこ
ポピっこの料金と特徴
- 月額:税込980円
こどもちゃれんじのようにカラフルな教材で、玩具がないのでその分安く受講できる教材です。
メインはワークですが、
- 身体を動かしたり
- ルールを学んだり
- はさみやのりを使って工作したり
…と様々なことが1冊に入っており、内容は総合的にカバーできています。
ポピっこを実際に使ってみた感想
結局、うちでは資料請求どまりでした。
が、シンプルな教材で、かつ、お勉強に特化していない幼児教材、という印象を持ちました。
また、とても可愛い教材だなと思いましたので、女の子のほうが合う子が多いような気がします。
資料請求すると、お試し用の教材(実際の教材よりページ数が少なめ)や家庭教育の手引きなどが届きます。
ポピっこのメリット・デメリット
メリットは安いということ。
そして、玩具などがついていないので場所をとらないこと。
デメリットは、玩具やDVDがなく、子供の関心をひきつけにくいということ。
認知度の低いキャラクターのため、DVDが欲しいところですが…それもありませんので、子どもによっては全く興味を示さないこともあります。
ポピっこはこんな人におすすめ!
「とにかく幼児教材はシンプル、かつ、お金をかけず、お勉強だけにならないほうが良い!」という方にオススメです。
こどもちゃれんじでDVDやエデュトイがいらないな…と思う方には、ぜひ、一度資料請求してほしいと思います。
逆に現在こどもちゃれんじで満足、という場合には必要のない教材です。
まとめ
順位 | 幼児教材 | 月額 |
---|---|---|
1位 | ![]() |
税込2,036円 (一括だと税込1,697円) |
2位 | ![]() |
税込700円 |
3位 | 七田式プリント | 税込1,350円(※1セット分を月額換算) 1セット…年会費込みで16,200円 |
4位 | 幼児ポピー ポピっこ![]() |
税込980円 |
以上、2・3歳向けのおすすめ幼児教材ランキングでした。
こどもちゃれんじ、七田式プリント、ポピっこは無料で資料請求ができ、すてっぷは初回分が無料となっています。
ちなみに我が家ではこの頃、 こどもちゃれんじ と すてっぷ を併用していました!
気になる幼児教材があったら一度確認してみてください。