はじめまして、”どんぐり”です。二児のパパです。
このブログは学習塾経営者の”どんぐり”と、共同経営者である妻の”まろん”が記事を書いています。
私は人に物事を教えるのが大好きで、気がつけば自ら学習塾の経営を始めていました。
大学を出て一度は一般企業に就職したのですが、どうにも学習塾の経営を諦めきれなかったようです。
※現在は学習塾経営で学んだことを活かしつつ、いわゆるサラリーマンとして仕事をしています。
少し長くなりますが、そんな私がなぜ幼児教育に興味を持ち、考えるようになったのかを書いていこうと思います。
目次
幼児教育に興味を持ったきっかけは教え子
できる子とできない子
学習塾で指導をしていると、実に様々な子供たちを見ることができます。
- ちょっと説明しただけですんなりと理解してしまう子
- 出した宿題をきっちりとこなしてくる子
- 鋭い質問を投げかけてくる子
こういった、いわゆる「賢い子」、「できる子」もいれば、
- 自分のやり方を頑なに貫こうとして、なかなか言うことを聞いてくれない子
- 好きな教科は一生懸命だけど、苦手教科になると一気に不機嫌になる子
- 説明を分かっていないのに「分かった」と言ってしまう、あるいは分かったつもりになってしまう子
- いまだに九九が怪しい子
といった、いわゆる「できない子」、良く言えば教え甲斐のある子もいます。
色々な子がいるのは当たり前ですし、勉強ができない子を伸ばしていくのが学習塾の使命ですから、それ自体は別に構わないと思っています。
どちらのグループがいい?
しかし、いざ自分の子について考えてみると、どっちのグループに属してほしいか聞かれたら即答ですよね。
普通、前者のいわゆる「賢い子」、「できる子」グループに入ってほしいはずです。
私も、息子には「できる子」グループに入ってほしいと思っています。
こういうことを聞くと「どちらでもいいけれど伸び伸びと育ってほしい…」といった意見が出てくるものですが、正直なところそれは現実から目を背けているだけだと思います。
逆に、自分の子には「できない子」グループに入って欲しいですか?と聞かれれば、そういう人はNOと答えるはずです。
つまるところ、どちらでもよくはないのです。
きっと、子供を「できる子」グループに入れる自信もなければ方法も分からない、だから伸び伸びと育ってほしい…そうなってしまっているのでしょう。
もちろん、勉強が全てとは言いません。
しかし、勉強のできる・できないは、日常生活における常識の有無やコミュニケーションの得手・不得手、物事に取り組む際の姿勢などと少なからず相関しています。
ですので、総合的な能力を見る上での一つの指標として、勉強のできる・できないというのは十分に機能しています。
学歴社会が続いていることを見てもそれは明らかなことです。
できる・できないの差はどこから生まれるのか
できる子・できない子を見ていると、その違いは勉強の基礎に見られます。
基礎がしっかりとしていれば、新しい内容を教えた時に理解がスムーズだったり、応用問題がすんなり解けたりします。
逆に基礎がしっかりとしていないと、応用しようとしたときにそれが分からないだけでなく、基礎すらも崩れていきます。
ですので、こういった子を指導する際にはまず基礎を徹底的に固めるところから始まります。
少し見方を変えてみましょう。
中学校での勉強がおぼつかない子は、基礎すなわち小学校での勉強も怪しいです。
一次方程式が分からないからと練習していくと、実は割り算や少数の計算が身についていなかった、なんてことはよくある話です。
そして小学校での勉強がおぼつかない子は基礎、すなわちひとつ前の学年での勉強が怪しかったり、あるいは勉強に取り組む姿勢が怪しかったりします。
こうやって原因を求めてたどっていったら幼児教育に行き着いたというわけです。
以前は幼児教育を馬鹿にしていた私…
恥ずかしながら、こうして現実を目の当たりにするまでは幼児教育を馬鹿にしていました。
別にわざわざやるものではないでしょう、と。
この時、私の中では幼児教育と早期教育がごちゃ混ぜになっており、幼児に対して教育的な何かをすることは全部幼児教育だと思っていました。
実は幼児教育と早期教育は全然違うものであるということ、幼児教育が重要であるということを知ったのは、たくさんの生徒を指導し、そして息子が産まれてからでした。
幼児教育の大切さを知り、調べて実践も
幼児教育に関心を持ってからは、何をするにしても「これは子供にどういう影響があるのだろう」と考えるクセがつきました。
もちろん、幼児向けの通信教材も調べたり試したりしていますし、これからそうしていくつもりです。
いかんせん一人目の子供ですし、幼児教育について専門的に学んできたわけでもないので、知識はまだまだ不十分です。
それでも、私が実際に試したり感じたこと、考えたことが、他の幼児教育に関心のある方の参考になればと思っています。
このサイトは、そのような目的で作りました。
コメントでもコミュニケーションを取っていけたらいいなと思っていますので、気軽にコメントをいただけると嬉しいです。