子供が1歳を過ぎてくると、歩けるようになったり物事への興味関心が強くなったりしてきます。
一方で親の方はというと、子育て自体にはある程度慣れてきて、暇というか、「今日は何しようかなー」という時間が増えてきます。
少なくとも我が家はそうでした。
ネタ切れ、時間を持て余すなら知育も兼ねた家遊びに挑戦!
外出するにしても、公園に何時間もいられるわけではないですし、車や電車で幼児でも遊べるような場所に毎日行くのは大変です。
かといって室内で遊ぶにしても、ネタ切れじゃないですけれど、あんまり子供が楽しめていなさそうというか…そんな時ってありませんか?
うちの場合は、家でやりたい遊びが見つからないと、「外に行きたいー!」モードになります。
男の子だからというのもあるのでしょうかね。
テレビやDVDにハマってくれる子ならそれで時間を使うのもある程度は良いと思いますが、そればかりになってしまうのは考え物ですよね。
子供にとっては色々な刺激を受けることがとても大切なので、できるだけ様々なことを体験させてあげたいものです。
我が家の場合は幼児教育や知育への関心がもともと高かったので、それならば子供を飽きさせないくらいに色々と試してみようという発想に至りました。
知育も含め、遊びの選択肢は多いに越したことはありませんから、まだ試していなくて面白そうだと思ったものがあれば、ぜひ試してみてください。
具体的には何をすれば?
ありきたりではなさそうで、かつ我が家で実践済みのものを選んでいったらあまり種類がありませんでした(汗)
この後も良さそうな遊びがあれば追記していこうと思います。
いずれも、1歳4ヵ月現在でうちの子が出来ている遊びです。
ものによってはもっと前からできる場合もあると思います。
調理器具・缶詰で遊ぶ
うちの子は0歳のうちから料理する場面をよく見せていたこともあり、食事だけでなく料理への関心も強いです。
それもあってか、台所にある調理器具にも興味津々。
フライパンやら鍋やらをがんばって運んでいって、積み木やらボールやらを入れて遊んでいました。
玩具の料理セット的なものもありますが、実物の方が楽しめるようで、ちょくちょく台所を漁っています。
危ない物・触れてほしくない物があるところはダメと言って開けさせていませんが、見ていれば大丈夫そうなものであれば、できるだけ触らせるようにしています。
最近は缶詰もお気に入りのようです。
「大人と同じものを使っている!」というのはとても子供にとって嬉しいようですので、安全を確保しつつ使わせてあげると楽しそうに遊んでくれます。
ひとしきり遊んで満足すれば、「お片付けしようねー」と声をかけると一生懸命に片付けもしてくれます。
風呂遊び
お風呂の時に遊んでいますか?
わざわざお風呂用の玩具なんて買わなくても、風呂桶やタオル、ペットボトルなどを持ち込むだけで、立派な遊び場に早変わりです。
いつもより長めにお風呂に入りつつ遊ぶと、子供はとても嬉しそうにしてくれます。
ただし水分補給をしっかりと行って、脱水症状等にならないように気をつけてくださいね。
- 水の流れ
- 水の落ち方
- 浮力
- 水中に入れた物体の動き方
といった事柄を、遊びながら自然と知ることができます。
ビー玉
誤飲の危険性が高いのでなかなか手を出せずにいたビー玉ですが、1歳4ヵ月になって恐る恐る遊ばせてみました。
結果、うちの子は大ハマりです。
あっちの入れ物に入れては出して、今度はこっちの入れ物に入れて…
握りしめてウロウロ、目の高さから落としてキャッキャしています。
引き戸のレールに沿って転がすと真っ直ぐ進むことを教えたらしばらく座り込んで遊んでいましたし、スプーンで運べることを教えた時も同様でした。
ビー玉は誤飲はもちろんのこと、気づかずに踏んで転ぶ可能性もあります。
我が家では遊び始めの段階で個数を把握しておき、終了時にちゃんと同じ数が残っているかのチェックもしています。
もちろん、遊んでいる最中は口に運ばないように注視しています。
初めてビー玉で遊ばせたときは口に入れましたが、本気で叱り、危ないから口に入れちゃダメということを伝えた上で一度ビー玉を没収しました。
その日のうちに再度ビー玉で遊ばせたところ、しばらくしてまた口に入れたので、また同様に叱り没収しました。
いずれも、没収後には泣いていました。
ですが翌日からは、ビー玉を与えても口に入れなくなりました。
遊び始める前に、口に入れたら没収する旨は話しています。
親の言うことがある程度は理解できるようになっていれば、何回かは口に入れたとしても、その後は理解して大丈夫になるのでしょう。
こうやって約束事も守れるようになっていくのですね。
そうなったとしても油断は禁物ですが…。
小さい物を扱うと指への良い刺激になります。
手先は器用な方が良いのはもちろん、脳の活動も活発になりますから、危険性には十分に配慮しつつも、小さな物で遊ばせてあげたいところです。
幼児向けのプリント教材や市販教材
つい最近、幼児向けの教材にも手を出してみました。
まだ鉛筆が自由に扱えるわけではありませんが、その練習ですね。
椅子に座らせて10分くらい、運筆や絵を見て当てるなどの練習をしています。
教材自体は自作でも良いでしょうし、無料で使えるものを印刷したり、市販品や通信教材を使っても良いと思います。
ポイントはとにかく、「子供が楽しんでできるか」というところです。
鉛筆で線を描くのが楽しい、教材で何かするのが楽しいと思える範囲で少しずつ練習しています。
気分が乗らないような反応をしていたら10分待たずにやめることもあります。
鉛筆を持ったまま歩き回ると危ないので、「鉛筆を使う時は椅子に座る」というルールは徹底しています。
思い通りに線が引けるようになれば出来ることが大幅に増えます。
楽しんでできる範囲で、コツコツと練習をさせてあげた方が良いのではと思います。
最後に
2歳、3歳と成長していくにつれて、あれもこれもとやりたいことが増えてきます。
また、プレ保育や幼稚園が始まれば、一緒に遊べる時間はどんどん減っていきます。
時間に余裕がある今のうちに、少しでも多くの刺激を子供に与えてあげていきたいですね。