巷にはたくさんの幼児教材があります。
そのため、「まずはどういった教材があるのかを知りたい」という方や、「教材がたくさんありすぎて選べない」という方もいるかと思います。
ここでは、どういった幼児教材があるのかを紹介していくとともに、選び方のポイントを解説していきます。
目次
幼児教材の種類
入手方法別
個別の教材をその都度購入するタイプ
市販品やネットで購入できるものがここに分類されます。
必要な時に必要なものを購入できるのが特徴です。
当然ながら、自分から行動しないと購入できません。
支払いもその都度になります。
毎月届くタイプ
いわゆる通信教材はここに入ることが多いです。
一度入会や登録をしてしまえば、あとは毎月、勝手に教材が送られてきます。
そのため、わざわざ買いに行く手間が省けるというメリットがあります。
支払方法は毎月払いのほか、1年分一括払いができる場合もあります。
一回で一式を揃えるタイプ
複数の教材をまとめて購入しなければならないタイプで、高額な幼児教材に多く見られます。
一括で支払うことが難しいケースもあり、分割払いを用意しているところもあります。
ジャンル別
生活習慣から知育まで幅広いタイプ
こどもちゃれんじやポピーなどがここに当てはまります。
1人目の子供の場合には育児そのものに不安がある場合も多く、そういった際にはこの「生活習慣から知育まで幅広くカバーしてくれる教材」が役に立ちます。
逆に、2人目以降の子供に対しては、生活習慣や育児に関する情報が不要になる場合もあります。
幼児教育・知育タイプ
生活習慣などには触れず、幼児教育と知育に集中した内容になっているタイプの教材です。
市販品や、Z会の幼児コース、ぷちドラゼミなどが当てはまります。
能力開発タイプ
「幼児教育・知育タイプ」と内容的に重なる部分もありますが、こちらは特に右脳開発やIQといったものを意識した教材です。
具体的にははっぴぃタイムや家庭保育園など当てはまります。
英語特化タイプ
英語教育に特化したタイプです。
Worldwide Kids(ワールドワイドキッズ)やディズニーの英語システムなどがこれに当てはまります。
幼児教材の選び方
金額的に負担が大きすぎないか
まずは予算である程度絞り込みましょう。
無理をして高額な教材を購入しても使いこなせる保証はありません。
予定していた以上の教材費で家計を圧迫してしまうと、ついついピリピリしてしまったり、本来お金をかけるべき部分をケチってしまったりして、幼児教育のメリット以上にデメリットが大きくなってしまいがちです。
上を見ればきりがありませんから、手の届く範囲の中で教材選びをしていきましょう。
子供の年齢や発達具合に適しているか
たいていの幼児教材には対象年齢が書かれています。
あくまで目安なので、多少早くても取り組める可能性はありますが、取り組むのが早ければ良いというものでもありません。
今の子供の感じでその教材が使えるかどうかよく考えてから購入するようにしましょう。
一方でそこまで高額な教材でなければ、「とりあえず買って試してみて、まだ早いと思ったらいったんしまっておく」というのもアリだとは思います。
親としてサポートをしっかりできそうか
幼児は一人で教材を使いこなせるわけではありません。
ですので、親がしっかりとサポートしながら幼児教材を使っていくことになります。
どのくらい時間を割けて、どのくらい教材を使いこなせるのかを見誤ると、教材を使いこなせずに無駄にしてしまう可能性が出てきます。
実際に手に取って確認したり、資料請求をしたりして、実際に使うところを想像してから購入するようにしましょう。
子供が興味を示しているか
一番重要なのはこれですね。
子供がやりたがっていないのに無理にやらせても、意味がないどころか逆効果になってしまいます。
幼児は好奇心旺盛なので、たいていの教材には興味を示すと思いますが、確認しておくに越したことはありません。
市販品出ない場合はできるだけ見本等を取り寄せられないか検討したほうが良いでしょう。
それでも候補が複数残ったら
上記の判断基準で教材を絞っていって、それでもまだ候補が複数残っているようであれば、それはもう親の好みで選んでしまって良いです。
余裕があれば、複数を同時に使ってみたり、順番に試してみたりするのもオススメです。
以上、参考になれば幸いです。