うちの子は産まれた直後を除けば完全母乳(完母)で育ってきました。
そして1歳3ヵ月で卒乳が完了しました。
せっかくなので妻に、ママの視点から卒乳までの流れを書いてもらいました。
今まさに完母で卒乳を目指している方は是非参考にしていただければと思います。
それではどうぞ。
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生後3ヶ月の頃から、完全母乳となっていた母乳生活。
いつの間にやら息子が思ったよりも自立してきているのがわかったので、卒乳にチャレンジしました。
それではどんな風に卒乳をしたのか、卒乳成功までの期間や寝かしつけの方法などをご紹介していきますね。
目次
まずは自立が見えた…!
それまでは私の周りをまとわりついていた息子。
しかしそのままではちょっと…と思い、支援員さんのいるところへよく遊びに行っていました。子育て支援センターみたいな感じのところです。
そのうち、そこの支援員さんにも笑顔で遊びを教えてもらいに行く場面が見られるになりました。
これって結構大きなポイントだったようです。私にとにかく甘えてくっついていた息子とは思えない成長ぶり。
この頃、息子はちょうど1歳でした。
同じ月齢の子でも自立加減が大きく違っていたので、自立のタイミングばかりはなんともいえません。
自立のタイミングは子供によって違いがあり、それによって卒乳のタイミングが変わると思います。
ただ一つ、支援員さんとのやり取りで印象に残っていることがあります。それは…
私「急に私がいなくても大丈夫になったんですよー。びっくりしました(笑)」支援員さん(以下、支)「〔うちの子の名前〕のお母さんって結構今まで甘やかしてたでしょ?できるだけ泣かないようにしてきただろうし、少しでも淋しそうだったり不安そうだったら、すぐに抱っこしてあげたり…」
私「そうですねー、大泣きになる前に必ず抱っこしていたし…」
支「それ、結構大事なんです。この間『うちの子、全然私から離れなくって…』って言ってたお母さんがいたんですけど…私たちから見たら、そりゃそうだ、って感じで。もっと甘えさせてあげなきゃ子供は不安になりますよ。それなのに満足しきってない子供に『自立してほしい』だなんて、無理無理(笑)」
私「なるほど…とにかく甘えさせて、しっかりスキンシップをとっていたほうが、その後の自立が早い、と」
支「保育士はみんな知ってることなんですけどねー。愛着形成って言って、『母親や父親など特定の人物をよりどころにする』ようになって初めて、そこを基地として別の場所へ探索していくようになるんです」
というものでした。
後から調べてみたら、とっても重要なことを話してたっていうのがわかりました。
この「愛着形成」というのは、子供が成長する上で、本当に大事なものなんです。
自立を促すためにも、とにかく甘えさせる。
これって矛盾しているようで、大いに理論的な話だったんです。
なので、卒乳を早くしたい、と思っている方ほど甘えまくらせてあげてくださいね。
愛着形成がうまくいけば、勝手に自立します。
離乳食が良い感じ!
離乳食がうまく進んでいないと、なかなか卒乳には踏み切れません。
これはよく言われることですよね。
赤ちゃんはおっぱいやミルクが栄養源になっているので、そりゃそうだって話です。
でもうちの息子の場合、離乳食はとにかく順調でした。
いまだに驚きますが、とにかく食に対する好奇心が旺盛!
これのおかげで卒乳がスムーズだったのは確かです。
ということで、食に対する好奇心をどうやって育んだのか、を考えてみます。
- 食べるところをできるだけ見せていた
- 離乳食が始まったら、できるだけ一緒にご飯を食べるようにしていた
- 料理しているところを見せるようにしていた
こんなところでしょうか。
多分これで、うちの場合には食に対する好奇心が旺盛になっていったんだと思います。
それと、案外早くに好きな食べ物が見つかったのも大きかったと思います。
息子はかぼちゃが大好きなんですが、毎食出してもOKなくらい。
こういう「毎回出しても大丈夫なもの」が見つかると、赤ちゃんもお母さんも楽なんですよね(笑)
離乳食って作るのにストレスがかかるし、多少の手抜きをしなければ続きません。
なので、いつも使える一品、というのがイライラを軽減させて、息子に優しく接することができたのでは、と。
赤ちゃんが好きな一品を常備できるようになると、精神衛生上良いと思います。
昼の卒乳から開始 ― ちょうど1歳
夜の授乳は寝かしつけにも使っていたので、まずは昼の卒乳から始めることにしました。
結果的に、一発成功。
おやつをあげれば空腹をしのげるし、昼寝は抱っこで十分でした。
ただし、寝付く時には必死におっぱいを触ってましたが…(笑)
なかなか可愛かったです。
ちなみにおっぱいの張りは、そんなにありませんでした。
元々昼間にあげる回数は2回程度に落ち着いていたので。
あまりに張って大変だから絞った、ということもありませんでしたよ。
続いて、夜の最初のおっぱいを卒業 ― 昼の卒乳開始から1週間後
昼間の卒乳がうまくいったので、夜の最初の寝かしつけのおっぱいをなくしました。
これはあまり大泣きせず。
昼寝と同じ感覚で、抱っこで普通に寝てくれるようになりました。
ここまではなかなか順調…!
問題はその後…ですよねー…
あ、おっぱいの張りはここもあまり問題なく。
ただし夜途中で起きた時の1回目の授乳は、相当な量のおっぱいが出るようで、息子は辛そうに飲んでました(笑)
ごめんよ(笑)
最難関!夜の途中のおっぱいを卒業 ― 1歳3ヶ月
ここはなかなか私の決断がつかず…。
夜の卒乳が一番辛いのはわかっていましたから。
ここまでは本当に卒乳って感じだったんです。
息子が自分からおっぱいを欲しがって大泣き、なんてこともほとんどなかったので。
ただ、この夜の途中のおっぱいをなくすのは、完全に断乳になることがわかっていました。
結論から言って、この日から1週間は辛い毎日でした。
夜中の起きる回数は変わらず3~4回。
それなのに添い乳ができないので、抱っこしてあげなくてはいけなくて…。
抱っこするって結構辛いんですよね。
立って抱っこはしませんが、わざわざ寝ていた体制から座る体制にならなきゃで…。
うーん、って感じでした。
でも10日ほど経った頃、急にころっと1人で転がしていても寝るようになったんです。
これには驚き…!
私が横で寝ていれば、一緒になって寝るんです。
コロコロコロコロして、いつの間にか寝てる、みたいな!
なんてこったー!
こんなことができるようになったのかー!!!
って感じで、結構感動(笑)
夜の途中に起きた時には、私が近くにいることを教えてあげるために、背中やお腹をさするようにしました。
すると、ストン!
っと寝ることが増えたんです。
なるほど、これが「自分で寝られるようになる」ってことかー、と。
ちなみにいわゆるトントンは嫌がられました(笑)
手でぱしんっ!と払われるという…。
最初はただの偶然かと思ったんですが、それが何回も続けばわかります、嫌なんだね、あんた…と(笑)
その後はさするようにしました。
うちの子は「さする」が寝る時の好きな行為なようです。
ちなみにもうすぐ1歳4ヶ月という段階で、夜起きるのは2~3回です。
ただしどれも大泣きするということはほぼなく、私が体をくっつけてさすれば、すぅっと寝てくれます。
抱っこよりも圧倒的に楽…!
それに起きる回数も明らかに減りました。
やはり卒乳と寝かしつけは大きな関連があった!と思う…!
結果的に卒乳と寝かしつけ、そして夜の寝方、というのはやはり関連があったと思います。
「自分で寝ることができる」ようになったのは、添い乳がなくなったからこそ。
ということで、特に夜に添い乳をしていた方ほど、大きな効果が得られると思いますよ。
ぜひ試してみてくださいね~♪