最近まで、うちの子は絵本に興味が強いというほどではありませんでした。
一緒に読む機会を作ればまあまあ楽しそうにはしていますが、割とすぐに他のものに興味がいってしまうことが多かったのです。
ところが、寝る前に絵本を読む時間を取って習慣化してみたところ、絵本への興味が格段にアップしました。
いつ頃の話?
寝る前の絵本を習慣化させたのは、うちの子が1歳3ヵ月の時です。
こちらの言っていることがある程度理解できて、絵本に出てくるものが何なのか分かって興味を持てたり、大まかな主旨が理解できるたりしているくらいの頃です。
早くから絵本大好きな子もいるようですが、うちの子はそうではありませんでした。
このくらいのタイミングで上手くいきましたよ、という参考になれば幸いです。
なぜ絵本にもっと興味を持ってほしかったのか
絵本を楽しく読めれば、語彙を増やしていったり物語を理解できるようになっていったりという効果が期待できます。
また、ゆくゆくは読書につながっていったらいいなとも思っています。
本好きになって欲しいというわけではなく、必要とあらば本を読める程度の力を身につけて欲しいと考えています。
そのためには、本という存在が身近なところになければなりません。
でも、親がわざわざ興味を引き付けて、子供の意識を絵本に向かわせるのは何か違うなぁとも思っていました。
できることなら、子供の方から絵本を持ってくるくらいにしたかったのです。
そこで試したのが、寝る前に絵本を読むという習慣づくりです。
寝る前の絵本を習慣化した結果
はじめの数日は慣れないことなのでぎこちなかったです。
それでもすぐに慣れ、そして見事にハマってくれました。
もう息子の頭の中では、「寝る前に絵本の時間がある」、「絵本を読んだらその後は寝る」という2つのルールが出来上がっているのだと思います。
ねんねするよー、と言うと、自分で読む絵本を選んで持ってくるようにもなりました(上手くいかないときもありますよ)。
絵本の読み方には特に決まりはなく、読みたがるところがありそうだったらそこを中心に読んだり、絵本に出てくる物やキャラクターについてお話ししたりします。
どこかを強く読みたがる様子がなければ物語を読んであげています。今はズートピアの絵本をよく読んでいます。
読んでいく中で子供が反応すれば、もちろんそれに反応してあげます。
読み聞かせと言うよりは、絵本を子供と一緒に楽しむ、といったイメージの方が近いですね。
絵本タイムは絵本に集中できる
遊びの一つとして絵本を使っていると、絵本を読んでいたかと思えば別の玩具に気を取られてそっちに行ってしまう、ということがよくあります。
ですが、絵本タイムであれば布団と絵本しかありませんから、絵本に集中しやすい環境が整っています。
そのため必然的に絵本に意識が集中しやすいというメリットがあります。
昼間も絵本好き具合がアップ
また、寝る前の絵本タイムが大好きになっただけでなく、その効果は日中にも波及しています。
「絵本を読んで!」といった感じで絵本を持ってくる回数が格段に増えたのです。
「絵本の中に出てくる物」と、「現実の世界にある物」が同じであることの理解も進み、より一層、様々なものを知りたがるようになりました。
乗り物・食べ物好きは以前からですが、最近は傘や帽子などにも興味を示しています。
外で傘を見れば「これ絵本で見た!」といった反応をしますし、絵本で帽子を見れば「これお外で被った!」といった反応をします。
良い具合に実生活との相互作用が働いているように思えます。
寝る前に絵本を読むという習慣づけは有名どころではありますが、まだ試していない方は試す価値ありですよ。