家庭保育園の資料請求をしてみました!

家庭保育園(カホ)という言葉は、幼児教育用の教材を探したことのある方なら一度は目にしたことがあるかと思います。

家庭保育園の第一印象は「何でこんなに高いの!?」でした(笑)

インターネットでもある程度調べてみたのですが、どうにもフワフワしていてつかみどころがない感じだったので、資料請求をしてみました。

資料は請求から1週間かからずに到着しました。

⇒家庭保育園の公式サイト

結論を先に書きますね。

私はいつも通信教材の資料請求をお勧めしているのですが、家庭保育園に限っては、検討段階では資料請求をしなくてもいいと思います。

なぜなら、一番私が知りたかった料金について、はっきりと情報が書かれていなかったからです。

半ば家庭保育園を使うと決めている方や、特典として貰える本『IQ200天才児は母親しだい!』が欲しい方は資料請求をしてもいいと思いますが、純粋に通信教材を比較検討したいと思っている方は資料請求をしても得られるものが少ないと私は思いました。

以下、色々と書いていきますので、目次を見て読みたいところだけお読みいただければと思います。

まず、家庭保育園とは

一応公式サイトにはこう書かれています。

「家庭保育園」は、現代の最新の脳科学を取り入れ現代脳科学の見地から開発された新教育システムです。

教材を見ると内容が多岐にわたっていることが分かりますが、それらの教材は現代脳科学に基づいて開発されたもののようです。

方向性として近いのは七田式だと思います。

できるだけ早い時期から家庭でしっかりと教育をしていきましょうね、そして様々な分野の教材として最高のものを揃えましたよ、フォローもばっちりです、というのが家庭保育園なのだと私は考えています。

資料請求をして届いた資料

届いた資料がこちらです。

まず、家庭保育園の教材とアフターフォローシステムについて書かれた薄めのパフレットと、特典の本ですね。

k1

そして、多数のチラシ&会報誌。

k2

無料体験レッスンのクーポン券もついていますが、もともとインターネットでも無料体験レッスンの申し込みができるので、クーポン券にはほとんど意味はないですね。

資料を見ての感想

料金がよく分からなかった⇒公式サイトに載っていました

まず、料金についての情報がほとんどありません。

あったのは「家庭保育園」おすすめコースというパンフレットのみです。

k3

パーフェクトコース、スタンダードコース、ベーシックコースの内容と、分割払いにすると月々いくらかかるのかが書かれています。

各教材やサービスにかかる費用が分かりやすく載っていることを期待していたのですが、残念でした。

後で公式サイトを見てみたら載っていて拍子抜けしました。

せっかく見つけたのでまとめておきます。

これ以外に費用がかかるかは問い合わせをしてみないと分かりません。

家庭保育園にかかる費用

金額は調査時点でのものです。

教材の種類 主な内容 価格(税込)
胎教 胎教用のCD、ハンドブックなど 15,984円
第1教室 絵本、魔法のキューブなど 112,610円
第2教室 知育玩具、ドッツカードなど 263,714円
第3教室 リトミカ教材、音楽CDなど 68,990円
第4教室 なぜなにブック 59,184円
第5教室 英語教材 131,544円
第6教室 通信プリント 213,840円
合計 865,866円

必ずしもすべての教材を購入する必要はないようです。

第2教室が家庭保育園の心臓部だそうで、第2教室だけ買ったという方を、調べていた時に何人か見かけました。

一括で購入するにはなかなかの金額であるため、分割支払いにはしっかりと対応しているようです。

早いうちからの教育が大切であることと、家庭保育園がすごい!ということが分かった

今回届いた会報誌は4冊で、それぞれのテーマは以下の通りでした。

  • テレビ・DVD・スマホの害
  • 幼児教室へ通うことの弊害
  • 胎児&幼児教育への投資は効果的
  • 家庭での子育てこそ重要

これらは資料請求をするタイミングによって内容が変わると思われます。

いずれももっともらしいことが書かれており、ためになりそうな部分もあります。

ただ、会報誌であるため、最終的にどれも「家庭保育園がすごい!」に行き着きます。

実際に家庭保育園はすごいのかもしれませんが、検討する身としてはどうにも胡散臭さを感じてしまいます。

会報誌の他にも「家庭保育園タイムス」というものも入っていました。

家庭保育園に取り組んでいた子の追跡調査の結果が載っており、東大や京大に合格しました、というレポートもありました。

アフターフォローシステムの活用が肝

教材のラインナップを見た感じでは、正直なところ数十万円の価値があるようには思えませんでした。

実際に使ってみるとすごいのかもしれませんが、それならそれで、同業他社が真似して少し安い価格帯で販売していてもおかしくはありませんよね。

でもそういったものは見られませんから、おそらくは家庭保育園に比べるとかなり安い類似の商品と、たいして性能は変わらないのだと思います。

ではどこでその料金を支払うだけの価値を生み出しているのかと考えると、それはアフターフォローシステムなのでしょう。

  • 毎月発行される指導プログラム
  • テレフォンカウンセリング
  • 会員専用の掲示板
  • 幼児発達検査と知能指数検査

等々のアフターフォローが充実しているからこそ、教材があれほど高額になっているのだと思います。

ですので、家庭保育園をもし利用するのであれば、アフターフォローを使い倒さなければもったいないです。

ときおり感じる違和感

資料を眺めていると、ときおり「アレ…?」と思うことがありました。

それについても書いていきますね。

テレビ・DVD・スマホは害だと言うけれど…

会報誌の一つに、テレビ・DVD・スマホの害について書かれているものがありました。

始めは「長時間の利用」が良くないというデータや研究結果を用いて書かれていたのに、進むにつれてそれらの利用そのものが悪のような書き方になっていきます。

しかし、家庭保育園の第3教室にはDVDが含まれています。

そこまで極端な物言いをしておいて、ちゃっかり教材にはDVDが入っているじゃない…なんて思ってしまいました。

コメントでご指摘いただきましたが、第3教室に含まれるDVDは保護者向けの物だそうです。失礼いたしました。

比較教育はダメだと言うけれど…

幼児教育や塾などに通わせることで、親にも子にも、他人と比較する気持ちが芽生えてしまうという弊害があると書かれています(他にも問題点は書かれています)。

意図せず比較してしまうことを避けるためにも家庭で子育てしましょうという趣旨なのでしょう。

しかし一方で、家庭保育園タイムスには下のような発達検査表が載っていました。発達検査は家庭保育園のアフターフォローシステムの一つです。

k4

下のところに、「黒の縦線より右の部分は標準より発達しています。左の部分は標準より遅れています。お子様への働きかけをお願いします。」と書かれています。

これ、思いっきり比較していますよね。

画像の子は標準より右側なのでせいぜい浮かれる程度で済むと思いますが、これが左側だったら焦るんじゃないでしょうか。

せっかく比較しないために家庭で子育てしているのに、こんなところで比較してしまって…矛盾を感じざるを得ません。

日本最大の会員数と言うけれど…

家庭保育園は日本最大の会員数という絶大な人気を誇っているそうです。

ですが、具体的な会員数はついに見つけられませんでした。

そして何と比較して「日本最大」なのかも分かりませんでした。

まったくもって信憑性がありません…。

また、家庭保育園の教材はヤフオクなどで中古品が多数出回っているという現実もあります。

会員数が分からないので、厳密には中古品が多いのかどうなのかも分かりませんが、教材を買ったものの使いこなせずに手放してしまう人がそれなりにいるのではと思ってしまいます。

家保っ子(カホっこ)に高IQが多い理由

特典でいただいた本によれば、カホっこには知能指数(IQ)の高い子が多いそうです。

k5

特典の書籍『IQ200天才児は母親しだい!』より

この表を見ると、いかにもカホっこがすごいように見えますよね。

でもこれには次のような可能性も考えられます。

  • 家庭保育園を買えるレベルの家庭の子だからIQが高い可能性
  • 家庭保育園を使ったものの効果が出なかった子はすぐにやめてしまい、残った子(効果が出た子)だけを集計している可能性

どのようにデータを取ったのかは書かれていませんし、いつの調査なのかも分かりません。

これを信じろというのは無理があります。

そもそも、IQはその計算式の性質上、低年齢時のIQはバラツキが激しい上に1歳上がっただけでも数値が大きく変わってしまいます。

そのことも理解した上で考えるべきでしょう。

結局、家庭保育園は良いのか悪いのか

ここまで書いておいてなんですが、私には判断できませんでした。

確かに、家庭保育園ですごく伸びた子もいるのでしょうし、使いこなせずに売却してしまったというご家庭もあるでしょう。

家庭保育園にかかる費用がもっと安ければ試しに買ってみるという選択肢もあるのですが、さすがに良し悪しを判断できなかったものに対して数十万円を投じる勇気はありません。

確実に言えるのは、「家庭保育園を購入してダメだったとしても痛手にならないくらいの金銭的余裕がないならやめておきましょう」ということです。

お金に余裕がなくなると家庭がギスギスしやすくなり、子供への悪影響もはかり知れません。

家庭保育園を買えるくらいの余裕があって、その上で興味があれば、資料請求をするなり体験レッスンを受けるなりしてみるのが良いのではないでしょうか。

後日談

資料が届いた日の5日後くらいに、家庭保育園の方から電話がきました。

資料請求時に電話番号を書くのはよくあることですが、他の通信教材の資料請求をしたときにはどこも電話が来ていなかったので少々びっくりしました。

「資料は届きましたかー?」

という質問から始まったので、資料は届いたということと、検討の結果うちでは購入しないことにしたことを伝えました。

しつこいセールストークが始まるのかと思いきや、理由を聞かれただけで「そうですか、分かりました。」といった感じでした。

まぁ、今時しつこい電話セールスをしたところで悪評が立つだけですからね。

そんなことはしないようになっているのでしょう。

一応、電話が来ましたよ、というご報告だけ追記しておきました。

コメント

  1. ジョジョ太 より:

    私も家庭保育園は第2教室だけ購入、あとは中古で購入しました。幼稚園入園までは結構頑張って働きかけをしていたのですが、年中の現在ごく普通の子で、天才児にはなっていません(笑)
    でも、購入は失敗だったのかと言うとそんなことはない、買ってよかった、と思っています。家庭保育園のおかげで毎日がとても充実していましたし、会報紙にある「文通希望」みたいな欄でお友達になったママ達は今でも情報交換したり、本音で幼児教育の話ができる貴重な存在です。

    家庭保育園は親が先生になって進めていかないといけないので、使いこなすには親が勉強をする必要があります。とても大変ですが、この「親が勉強する」ってところが家庭保育園の肝じゃないかなーとも思います。心の優しい子、好奇心が強い子、勉強大好きな子、運動が得意な子、いつも笑っている幸せな子。親の接し方一つで子供が変わっていくのですからまさに「子育ては親育て」です。

    教材が古臭かったり、会報紙から滲み出る胡散臭さや宗教チックなところは確かに違和感を感じますが(苦笑)、ママが努力を惜しまない覚悟があるなら第2教室だけでも購入して見るのもいいと思いますよ。

  2. パンコ より:

    すみません、追記です。

    東大理科一類現役合格と書きましたが、それを目指して育てたわけではなく…自分の好きなことを思い切り追求してほしい、親は口出しせずに環境を整えるのが仕事、と思っていました。なので、これはカホママの殆どの方がそうではないかなと思いますが、「勉強しなさい」「宿題やったの」などの言葉は一度も言ったことがありません。

  3. パンコ より:

    家庭保育園で一番良かったと思うのは、絵本です。生まれる前から小学校入学まで、たくさん読み聞かせしました。図書館でも借りたりしましたが、やはり家に自分の本がある、というのは違います。現在19歳の息子も「絵本は捨てないでよ」といいます。
    カホ育ちの息子が、小中高とも公立に通い、塾も行かず、現役で東大理科一類に合格したことを家庭保育園に報告しようと、HPを見てみたら、、今工場中なんですね。
    確かに高額ですが、後悔のない育児が出来たのは家庭保育園のおかげだと思っています。

  4. わかばママ より:

    第2教室は心臓部でもあるし、使い方にもコツがあってフォローがないとわかりにくく、そのフォローをつけるにも第2教室を購入するという条件があったので、私は第2教室のみ正規購入しました!
    (あとの教室は中古を揃えました…汗)

    家庭保育園をやってるママさんをカホママさんと呼び合って、LINEグループなどで教育や様々なことに関して情報交換したりして、そこでの情報が有意義ですし、
    基本的にきちんとしたお母さんと子供がほとんどなので、私はそのコミュニティが魅力的かなと思っています。

  5. しい より:

    家庭保育園正規購入した者です。

    一つ訂正します。
    第3教室に入っているDVDは、親向けです。
    絵描き歌の描き方のDVDです。
    親がDVDを見て描き方を覚えてから、お子さんと一緒に描いてくださいね。という感じです。
    子どもに見せるためのものではありません。

    • どんぐり より:

      訂正ありがとうございます。
      親向けのDVDなんですね、勘違いしていました。
      該当部分にも訂正の追記をしました。

  6. 匿名 より:

    遠方や兄弟の通院で幼児教室に通えない事情がある子沢山の方に人気ですよ。

    田舎で裕福な子沢山の家が毎日の暮らしの中でコツコツやっている方が多いです。