現在4歳1か月の息子。
こどもちゃれんじ〈すてっぷ〉の思考力特化コース、1年間の受講が終わりました。
来年も継続して、こどもちゃれんじ〈じゃんぷ〉の思考力特化コースを受講する予定です。
ということで、思考力ぐんぐんワークを中心に、「思考力特化コースはどんなもんかね?」ってところを書いていきたいと思います。
初日の感想から変わらず、結論を先に書いておくと「良い!」です(笑)
⇒こどもちゃれんじ公式サイトで思考力特化コースをチェックしてみる(年中または年長を選んだ先のページの下の方に記載あり)
目次
こどもちゃれんじ〈すてっぷ〉は2コースに
こどもちゃれんじ〈すてっぷ〉は、今年度(2018年度)から総合コースと思考力特化コースの2コースに分かれました。
まずは簡単に違いを記載していきます。
総合コース(基礎+応用) | 思考力特化コース | |
---|---|---|
エデュトイ | 年7回+特別教材数回 (なぞりんやピカッとメッセンジャーなど) |
年1回 (ひらがななぞりんのみ) |
考える遊びセット | なし | 毎月 |
DVD・絵本 | 毎月 | なし |
キッズワーク | 毎月 (4月は28ページ、14問 →9月からは36ページ) |
毎月 (4月は48ページ、24問 →9月からは64ページ) |
思考力ぐんぐんワーク | なし | 毎月 (4月は24ページ →9月からは36ページ) |
この2コースで大きく違うのは、DVD・絵本・エデュトイの有無、そしてワークの枚数ですね。
なんといっても、思考力特化コースは9月から、ワークだけで100ページになります。
なかなかのボリューム!!!
1日平均3ページ以上をコンスタントにこなせるご家庭でないと、なかなか…と。
しかも8月まではなぞりんの追加シートが届くとは思いますが、9月からはそれもないので…
9月からの思考力特化コースは、考える遊びセットとワーク2冊のみ!
なんだかこどもちゃれんじらしからぬ、シンプルさ(笑)
思考力ぐんぐんワークはアウトプットを重視
今までのこどもちゃれんじは、DVDがメイン教材になりがちでした。
もちろん絵本やキッズワークもあるわけだけど、やっぱりインプットがメインなところ。
ですが、思考力ぐんぐんワークはアウトプットをメインにしています。
「親子の会話でアウトプットをさせよう」という作戦です。
少し難しい問題だからこそ、
「わからないね…」
と言いながら、親子の会話が生み出されるのはもちろんのこと、
「○をつけなかったいぬは、どんないろでどんなかざりやくびわをしているかな?」
という風に、正解以外のものについても目を向けて、親子で会話をさせようとしています。
子どもに理由を話させる機会が多い
そして、極めつけは「なぜそうだと思ったの?」です。
できるだけ子どもに理由を話させるわけです。
下の問題では、意見(どっちが多いと思ったか)を答えさせた上で、その理由を聞いています。
考える余地の多い問題だと思いませんか?
例えばキッズ―ワークのこちらの問題では、そんな質問できないですよね。
単純な数を聞いてるだけですから…
もちろん、キッズワークの中でも探し絵や間違い探しであれば会話はできます。
(質問の例)
「あかいでめきんはどんなきんぎょ?」
「グッピーのしっぽは赤いね。体は何色?」
(質問の例)
「チューリップはどう違うの?」
ただ、ここらへんの質問って、書いていないとなかなかできません。
保護者は子どもに解かせることに精一杯であることが多いからです。
その点、思考力ぐんぐんワークは書いてある通りにしてあげれば、親子で会話しながら解けるようになっているわけですね。
図形や言葉、論理は小学校受験的
思考力ぐんぐんワークの中でも図形や言葉、論理などの種類の問題は、キッズワークや普通のワークと比べてだいぶ毛色が違います。
間違っても小学校用の先取り学習をしているわけではないけれど、最終的には先取りになってくれそうな問題たちがずらり。
これは嬉しいですね。
ちなみに…小学校受験の準備をしようとしているご家庭では、結構当たり前な毛色の問題です。
答えが複数あるのも、とっても魅力的。
シールが少ないから、やり直しがしやすい
キッズワークとキッズワークプラスは、どちらもシールが多めです。
4月号のキッズワークは48ページあり、24問中8問にシールが。
キッズワークプラスは32ページで、17問中8問という半分近い問題数にシールがあります。
その上、シールだけでなく、のりやはさみも入っているので、やり直しができないことがほとんど。
一方、思考力ぐんぐんワークは24ページあり、問題数は23問なのですが、シールを使用する問題は、たったの3問。
そのため、やり直ししやすいのが嬉しいです。
思考力ぐんぐんワークは、少々難しい問題も何回か取り組むことで解き方を覚えていくようになります。
発想力をつけるには、元々知識が多いことが大前提ですので、解き方を覚える、というのもアリなのです。
やり直しにはクリアファイル&マーカーが便利
やり直し、っていうと…鉛筆で書いて消しゴムで消したりとか、もしくはコピーしてやるの?って感じかもですが…
透明のクリアファイルとホワイトボードマーカーだけ用意してください!
問題のページをクリアファイルで挟んで、その上からマーカーで答えを書かせます。
※ホワイトボードマーカー以外にも、なぞりんペンなどの水性ペンなら大丈夫です。
これで、マーカーはティッシュで消してあげればOK。
うちは子どもも、このやり方が好きです。
運筆なんかがあると、やっぱりこのやり方ではダメですが、考えるのが主な問題の時くらい、楽しく書きたいですよね(笑)
間違えた内容や日付を書いたりする時はやり直しに関係ないので、普通にペンで書き込んでしまっています。
思考力特化コースは、良い!
1年間受講して、他のページも含めて色々と確認した上での感想は、「良い!」です。
総合コースと違って、エデュトイやDVD、絵本がつきませんが…
DVDや絵本は欲しければ、中古で安く購入できます。
エデュトイに関して言えば、〈すてっぷ〉なら「ひらがななぞりん」がつきます。
十分じゃないでしょうか(笑)
一方で、思考力特化コースではキッズワークの枚数が増え、そして思考力ぐんぐんワークがついてきます。
この思考力ぐんぐんワークは小学校受験の問題に似ている部分もあり、「小学校受験をしないけれど、思考力は鍛えたい!」というご家庭には、絶対にオススメです。
思考力は今のうちからでも伸ばしてあげられます。
そのとっかかりとしては、最適な問題集だと思いました。
⇒こどもちゃれんじ公式サイトで思考力特化コースをチェックしてみる(年中または年長を選んだ先のページの下の方に記載あり)